医療情報科学研究所 編.病気がみえる vol. 3 糖尿病・代謝・内分泌 第4版. メディックメディア, 2014: 11.

糖尿病とは
糖尿病ってどんな病気?
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糖尿病の発症メカニズム

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糖尿病とは

糖尿病の発症メカニズム

糖尿病にはいくつかタイプがありますが、最も多いのは2型糖尿病です。2型糖尿病の発症には過食や運動不足といった生活習慣も関係するので、正しい生活習慣を身につけ、実行することが2型糖尿病の予防ではとても大切です。

参考:日本糖尿病学会 編・著: 患者さんとその家族のための糖尿病治療の手びき改訂第56版, p.19, 南江堂 2014

なぜ、糖尿病では血糖値が高い状態が続くの?

インスリンとグルカゴンの働き

糖(グルコース)は体にとって重要なエネルギー源の一つで、血液中のグルコースの濃度(血糖値)はインスリンやグルカゴンといったホルモンの働きによって調節されています。このうち、インスリンは血液中のグルコースを取り込むようにさまざまな細胞に働きかけ、その結果、血糖値を下げる働きがあります。一方、グルカゴンは、肝臓でグリコーゲンとして蓄えられたグルコースを血液中に放出するよう働きかけ、その結果、血糖値を上昇させる働きがあります。
インスリンやグルカゴンは1日を通じて分泌されており、食間や夜間は2つのホルモンのバランスにより血糖値は一定範囲内に保たれています。食事によりグルコースが体に取り込まれると、血糖値は上昇しますが、インスリンの分泌量が増え、血糖値は速やかに元の状態に戻ります。通常では、このようなメカニズムで血糖値は常に一定範囲内に保たれています。しかし、糖尿病になると、血糖値を一定範囲内に保つメカニズムが働きにくくなるため、血糖値の高い状態が常に続くようになります。

医療情報科学研究所 編.病気がみえる vol. 3 糖尿病・代謝・内分泌 第4版. メディックメディア, 2014: 5.

インスリンとグルカゴンの分泌パターンの図

インスリンとグルカゴンの分泌パターンの図
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医療情報科学研究所 編.病気がみえる vol. 3 糖尿病・代謝・内分泌 第4版. メディックメディア, 2014: 11.

インスリン

すい臓から分泌され、血液によって全身の組織に運ばれます。そして、血液中の糖を筋肉や肝臓・脂肪細胞に取り込ませるため、血糖値を下げる働きがあります。

グルカゴン

インスリンとは逆に、肝臓でグリコーゲンとして蓄えられた糖を血液中に放出するよう働きかけ、その結果、血糖値を上昇させます。

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