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お役立ち情報

女性の糖尿病


監修:医療法人社団OKM 岡本内科クリニック
院長 岡本 亜紀 先生

女性のライフステージのこと


結婚、出産、子育て、介護・・・ 女性の一生は、周りの環境に大きく影響をうけます。

環境の変化からストレスが多くなったり、日々の忙しさから自分のことは二の次になってしまったりと、血糖値のコントロールがしにくい状況になっている方も少なくありません。

ご自分のライフステージを少し客観的にみてみることで、糖尿病に気付ける環境を整えてみませんか?

岡本 亜紀 著:女性なら知っておきたい女性の糖尿病, p.23, 29, 31, PHP研究所 2018

エストロゲンのこと


女性ホルモンである「エストロゲン」にはいろいろなリスクから身体を守る働きがあり、血糖値を調整する働きも担っています。

しかしその分泌量は女性の場合40代から減少し始め、閉経と共に急激に落ち込みます。

更年期障害かしら、と思っていたあの症状、実は血糖値の上昇によるものかもしれません。

下記のシートでチェックしてみましょう。

女性のための糖尿病チェックシート


当てはまるものがひとつでもあれば、糖尿病になる可能性、糖尿病を発症している可能性があります。
気になる項目があった場合は、かかりつけ医に相談してみてください。

□ 家族や親戚に糖尿病になった人がいる
□ 40歳以上である
□ 肥満ぎみ(BMI※1=23以上)である
□ この1年で5kg以上太った
□ 日頃、運動をほとんどしない
□ 食事のなかに占める糖質の割合が多い
(炭水化物※2中心の食事をしている)
□ ストレスの多い生活をしている
□ 妊娠中に妊娠糖尿病を疑われたことがある
□ 3,500g以上の赤ちゃんを産んだことがある
□ 膀胱炎や膣カンジダを繰り返し発症している
□ 疲れやすい

※1 BMIは、「体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)」の式で算出します。
※2 ごはん、パン、めんなどのいわゆる「主食」に加え、でんぷんの多い
いもや豆類も含まれます。

岡本 亜紀 著:女性なら知っておきたい女性の糖尿病, p.67, PHP研究所 2018

血糖値が気になる女性のみなさんへ

医療法人社団OKM 岡本内科クリニック 院長
岡本 亜紀 先生


自分の血糖値はもしかしたら高いかもしれない。すでに糖尿病になっていたらどうしよう。と不安に思ったことはありませんか?

血糖値を上げてしまう要因として、最近忙しくて外食の機会が増えた、若い頃に比べて体重が増加した、環境の変化などでストレスを抱えている、といったことがあげられます。しかし、何より女性特有の要因として、エストロゲンの分泌量低下があげられます。

元来、女性はエストロゲンというホルモンに守られているため、男性と比べて糖尿病になりにくいという特徴があります。しかし、エストロゲンの分泌量が低下し、更年期を過ぎた頃から糖尿病になるリスクが高くなることがわかっています。

血糖値が高くなっていても自覚症状が無い方がほとんどです。だからこそ、更年期に差し掛かったタイミング、体重が増えたタイミングなどで一度血糖検査を受けてみませんか?

まずは女性のためのチェックシートをご活用頂き、1つでも当てはまれば、是非一度かかりつけ医にご相談下さい。

糖尿病は食事、運動、生活習慣の改善で予防したり、治療したりできる病気でもあります。糖尿病の悪化による合併症を防ぐためにも早めの発見が大切です。一人でも多くの女性の皆さんにこのチェックシートをご活用頂き、糖尿病の発症予防にお役立て頂ければ幸いです。

動画でみる糖尿病の運動療法



日常生活に気軽に取り入れられる運動を動画で分かりやすくご紹介します。